【アメリカ】2007.03.22 発表
EPAは、3月22日、今年の有害物質排出インベントリー(TRI)データを公表した。施設ごとのデータは昨年9月に公表されており、今回は国全体のデータが公表された。これまでに比べ、公表時期も早まった。
今回のデータでは、特に懸念の高いいくつかの化学物質について、排出量が減少していることが明らかになった。例えば、2004年から2005年にかけて、ダイオキシンの排出量は23%減少し、水銀の排出量も9%減少した。
化学物質全体の排出量(TRIに報告されたもの)は、過去5年間のデータを見ると、全国的に22%減少している。ただし2005年の排出量は3%増加した。増加の原因としては、生産量の増加、特定の業種での原材料の変更、大規模施設からの排出量の増加といったことが考えられる。【EPA】
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