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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.03.29 発表

イギリス 2006年温室効果ガス排出量を公表

 3月29日に発表された「2006年温室効果ガス排出量(暫定版)」の結果を省みて、ミリバンド環境大臣は、気候変動対策に向けた決定的な行動をおこす必要があると呼びかけた。
 今回の発表によると、2006年のCO2排出量は、前年から1.25%増加した。原因は、天然ガスの価格が国際的に高騰し、発電用の石炭の利用が増加したためだと同大臣は述べた。なお、実施後まだ2年目であることから、EU排出量取引スキームの効果は、このデータに反映されていない(イギリスのCO2排出量の半分近くは同スキームの対象)。
 大臣は、イギリスは現在でも、京都議定書目標のほぼ2倍の温室効果ガスを削減する軌道に乗っていることを指摘(2010年までに、1990年レベルから23.6%削減できると推計されている)。しかしながら、化石燃料の価格の変動といった要因がCO2排出量に大きく関わっていることを踏まえ、2006年の排出量増加を憂慮し、政府や企業、個人が協力して気候変動対策に取り組んでいくことが必要だと訴えた。
 なお、2006年の温室効果ガス排出量(6種類のガスの合計)は、前年から0.5%増加した。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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