【ドイツ】2007.04.04 発表
ドイツ連邦内閣は、4月4日の閣議において、飛行障害物の目印に関する一般行政規則の改正を承認した。
これにより、風力発電設備の警報灯の光量が大幅に下げられる。これまで、100メートル以上の高さを持つ風力発電設備には、航空機の飛行の安全を確保するために、特に強い光の警報灯の設置が義務付けられていたが、強すぎる光は、パイロットの障害になっていた。
今回の改正により、夜間に使用される赤色の警報灯の光量を、視界5km以上では70%、視界10km以上では90%、弱めることになる。
さらに、夜明けと日暮れ時に、白色での光の点滅をなくし、代わりに、夜間用の警報灯を使用することが可能になる。改正されたこの一般行政規則は、今月中に施行される。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/39111.php
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