【農林水産省】2007.04.26 発表
農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、7市町の取組み内容を平成19年4月26日付けで公表した。
「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
今回の公表は19回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、富山県富山市、広島県北広島町、徳島県那賀町、愛媛県四国中央市、愛媛県内子町、福岡県立花町、鹿児島県曽於(そお)市。
このうち、福岡県立花町の構想は、同町の竹林面積が全国の町村中1位で、国内有数の筍の産地であるという特性を活かして、竹材を中心としたバイオマス資源を、堆肥・液肥・竹炭・竹酢液の原料としたり、チップ化してボイラー燃料に有効活用したりすることによって、地域産業の振興をめざすもの。
なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は97となった。【農林水産省】
http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070426press_4.html
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