武漢市は先日、全てのODS（オゾン層破壊物質）生産、販売、使用機関・区域での法執行検査を始め、違反者に処罰を与え、同市政府が公約した6月30日前にODSを淘汰し『オゾン層友好都市』建設を確かなものとする。
　全市ではODS代替事業を展開して以来、武漢長江化学工場など8件のODS事業を整理し、累計約1490トンのODSを削減した。国際的多国間基金1650万ドルを獲得し、同市にはもうODS生産工場はなく、クーラー、機械冷房、自動車、発泡スチロール、タバコなどの業界ではすでにODS代替技術を導入した。今年の『4.22世界地球デー』期間中、武漢商家電公司新華家園店など20販売店は、第1次『オゾン層友好販売店』の称号を得た。
　2005年末から、同市環境保護局は200数のCFCs、ハロンを扱う機関に、関連部門と共同法執行検査、集中法執行検査などを行い、全市でCFCs、ハロンを扱う重点地区、産業、市場と企業に対して厳格な執行検査を全面的に行った。【中国環境報】