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【水産庁】2007.05.11 発表

07年度第2期北西太平洋鯨類捕獲調査・沖合域調査の調査船団が出港

 2007年度の第2期北西太平洋鯨類捕獲調査(沖合域調査)の調査船団が07年5月11・12日に出港した。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査で、1994年から99年まで実施したミンククジラの系統群調査を主目的とした第1期調査が終了し、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第2期調査が行われている。
 今回の調査は(1)鯨類の摂餌生態、生態系の役割解明、(2)鯨類・海洋生態系に対する海洋汚染の影響調査、(3)鯨類の系群構造の解明−−を目的として、北西太平洋(IWC科学委員会が想定した7・8・9海区)でミンククジラ100頭(別途実施されている沿岸調査で120頭)、ニタリクジラ50頭、イワシクジラ100頭、マッコウクジラ10頭を捕獲する。調査期間は07年8月下旬まで。
 07年5月11日に出航した船は、目視採集船「勇新丸」・「第二勇新丸」・「第一京丸」(以上、出港地:山口県下関市)と「第二共新丸」(出港地:宮城県塩竃市)。12日に出航した船は、調査母船「日新丸」(出港地・広島県尾道市)。
 なお、この5隻とは別に、目視専門船「海幸丸」も別途、07年7月4日に宮城県塩竃市を出港する予定。【水産庁】

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