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【環境省】2007.05.11 発表

ベスト電器2店舗で家電リサイクルルートへの引渡し義務違反 計2,721台分

 埼玉県のベスト電器深谷店と狭山店の2店舗で、家電リサイクル法に基づき引き取った廃家電の一部が製造業者のリサイクルルートに引き渡されていないことが平成19年5月11日までに判明した。
 ベスト電器深谷店・狭山店はともに、(株)ベスト電器とフランチャイズ契約を締結している(株)ゲオグローバル(埼玉県ふじみ野市)が運営している店舗。
 今回の違反は、経済産業省関東経済産業局と環境省関東地方環境事務所が19年2月に、ベスト電器深谷店への立入検査を実施したことをきっかけにあきらかになったもの。
 ゲオグローバルに対する任意の事情徴収の結果では、2店舗の合計で16年4月から19年3月までの間に、計2,721台の廃家電が製造業者のリサイクルルートに引き渡されていなかったという。
 このため、経済産業省と環境省はゲオグローバルに対し、家電リサイクル法に基づく適正な引き渡しを勧告するとともに、引き渡されていなかった廃家電についての詳細調査結果と再発防止策、リサイクル料金の返還状況、毎月の廃家電の引取り・引渡し状況などを19年5月25日までに報告するよう求めた。
 なおゲオグローバルは、廃家電の一部が引き渡されなかった原因を、店舗から指定引取場所までの運搬に際し、委託している収集・運搬業者の一時保管場所で盗難にあったためと説明しているが、家電リサイクル券の控えが存在せず、製造業者のリサイクルルートに引き渡されたことが確認できない廃家電も多数にのぼっていることが判明している。【環境省,経済産業省】

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