中国で初めての民間の生態賞である「SEE生態賞」が先日北京で発表され、「牧畜民人工模擬種子散布造林砂漠予防・地域発展プロジェクト」がこの大賞である家園賞を得た。アラシャン盟生態環境「３S」技術動態分析プロジェクト、コルチン砂地源の砂漠緑化プロジェクトなど40のプロジェクトがそれぞれ慈根賞、胡楊賞、田野賞を受けた。
　国家環保総局副局長潘岳氏、国務院発展研究中心研究員呉敬、全国工商連副主席胡徳平などの貴賓が参加し祝賀した。潘岳氏はあいさつの中で次のように述べた。4月22日が「地球日」と定められたことは人類社会の環境に対する覚醒であり、35年の努力を経て、継続的発展の理念は世界各国の共通認識になっている。継続的発展の理念は中国では中央が背移出する科学的発展観にまで高められている。そのためこのような重要な時期にアラシャンSEE生態協会とアラシャン盟政府が「故郷を守る行動」を挙行することは重要な意義がある
　アラシャンSEE生態協会は300万元を出資し、「SEE故郷行動」を始動し、そのうち50万元を利用して「SEE生態賞」を設立し、全国の優秀な環境保護団体や個人が積極的に環境や自然資源の保護活動に参加するよう奨励している。その他に250万元を利用して「SEE生態基金」を設立している。【中国環境報】