【中国】2005.04.22 発表
南京環境科学研究所の最近の研究によれば、高速道路沿線の環境は車の排気ガスと固体微粒子によって著しく汚染されている。中でも滬(=上海)寧(=寧波)高速の汚染がひどく、ある区間では小麦から国の基準値の6.98倍の鉛が検出された。また、江蘇公路沿線の土壌汚染率は80~90%にのぼり、蘇州の上海寄り区間が最も汚染がひどい。
滬寧高速と国道205号線の両側の土壌と作物を分析したところ、汚染のひどい地域では百種類近い有害物質が検出された。専門家は、これらの有害物質が癌、奇形、突然変異の原因となることを指摘している。【中国環境報】
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