メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【中国】2005.05.17 発表

中国 南京の汚水処理に「特別許可経営」が有望

 南京市都市建設委員会の孫長松主任によると、「特別許可経営(=民活方式)」「市場操作」に言及した「南京市都市排水管理条例(草案)」が今月人民代表会議常務委員会に提出され審議されるという。これにより、南京市汚水処理は市場化への道を踏み出し、資格のある企業は全て排水施設建設の入札を募ることができるようになる。
 南京の昨年1年間の生活汚水は38,219万m3で、工業廃水は82,875万m3にのぼる。処理能力が追いつかないため、民間の力を活用して汚水処理量を増やす必要に迫られている。孫主任によると、「条例草案」では、処理設備と一定の資質能力を備えた団体に対し、今後一定範囲内で入札を募ることを認める。この特別許可経営は、廃水施設の建設と維持に有利であると共に、市の公共建設事業の市場化を大きく進めることにもなる。
 同市は2000年に「都市排水管理弁法」を定めたが、行政管理上の法的根拠に欠けていた。「南京市都市排水管理条例(草案)」では排水許可制、権利・義務、処罰条項、強制措置などが定められている。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2005-05-17/45539.php

記事に含まれる環境用語

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】