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【中国】2005.05.13 発表

中国 北京で初の電動バス、30台が投入へ

 北京市科学委員会「リチウムイオン正極型マンガン酸リチウム電池の産業化技術開発」プロジェクト検収会で、範伯元同市副市長が明らかにしたところによると、同市初の電動バス30台がナンバーを交付される見込み。来年には、200台の電動バスが投入される予定で、2008年までに1000台を目指す。
 マンガン酸リチウムを用い、従来の鉛電池の4倍の容量を得ることができた。携帯電話やデジタル製品に使用されるコバルト酸リチウム電池もほぼ同等の性能だが、価格は数十倍も高い。電池を開発した盟固利新材料技術研究院の安平副院長によると、マンガン酸リチウムを使用した電池は大容量、小消耗、低価格といった特長に加え、非常に安全である。
 動力系統を電動機に取り替え、トランクを電池で満たした電動バスは、4、5時間で充電が完了し、一回の充電で220km前後の走行が可能。最高時速は120km/hで、60km/hまでの加速時間は26秒以内。全部で108組の電池を搭載し、充電完了には77kWhが必要。電池の寿命は約20万kmである。
 北京市は電動自動車の研究を科学技術オリンピックの10大プロジェクトの一つとしており、既に電動豪華観光バス、純電動低床バス、純電動準低床バス、純電動マイクロバス等4種類の電気自動車を開発した。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2005-05-13/45454.php

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