【中国】2005.05.12 発表
中国の経済成長と共に、エネルギー不足は日増しに深刻化している。国は省エネ優先政策を徹底し照明器具をその重点項目に組み入れた。第11次五ヵ年計画期間(2006−2010)中、グリーン照明プロジェクトを推進する。
上海で開催された中国グリーン照明国際会議及び第6回国際省エネ型照明会議で明らかにされたところによると、先進国と比較し、中国の照明器具の効率は低く、電力消費が大きい。第11次五ヵ年計画期間中、国家発展改革委員会は公共施設、ホテル、商業ビル、オフィスビル、運動場・体育館、住宅で高効率省エネ照明システム、三波長蛍光灯の普及推進に力を入れる。また省エネ型照明電気製品の生産ラインの自動化改造を行う。
国は、行政機関のグリーン調達リストに入れ、財政、税制上の優遇措置も検討する。また基準を満たさない製品の生産販売を認めない。照明製品の省エネ認証の実施を引き続き行い、認証行為を規範化し、国際相互認証制度の整備を目指す。また照明電器産業の構造調整を進め、産業全体の競争力を高める。独自技術の半導体照明製品の研究を積極的に支援する。伝統的な低効率照明を省エネ型照明に代えることにより、60~80%の節電が可能になる。【中国環境報】
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