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【中国】2005.06.17 発表

中国 大連:フライアッシュの総合利用を義務付け

 遼寧省大連市人民大会は6月16日、「大連市フライアッシュ総合利用条例」を制定し、7月1日から施行する。これによりフライアッシュの総合利用が義務付けられる。
 条例によると、石炭火力発電やスチームの新規、改造、拡張建設事業では資源となるフライアッシュを合理的に利用する総合利用を義務付け、汚染処理設備を主体建設事業と同時に設計、同時に施工、同時に稼動させなければならない。守られない場合には、建設許可が出ない。すでに稼動しているフライアッシュを排出する工場は、市フライアッシュ総合利用計画と年度計画実施方案に基づいて、集塵、粉塵の保管運搬、利用のシステムを整備しなければならない。既存の工場はフライアッシュの拡散や流失を防止し、他のゴミとの混合を禁じなければならない。守られない場合には罰金が課される。
 その一方で、フライアッシュ総合利用を推進するため、条例では、フライアッシュ総合利用を実施する団体に対しては、フライアッシュ輸送費無料化、国家基準に合うフライアッシュリサイクル製品の減税、1トンごとに1.5元の関連職員の手当て支給などの優遇政策を規定している。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2005-06-17/46441.php

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