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[海外エコニュース一覧]

【中国】2005.07.29 発表

中国 上海:80%近くの子供部屋でホルムアルデヒドが基準超過

 上海市環境産業協会等のモニタリング機関は上海市子供部屋内装汚染第1次モニタリング調査レポートを発表した。調査結果によると、上海市の80%近くの子供部屋でホルムアルデヒド濃度が基準を上回り、先日北京市が発表した同指数を10%近く上回った。
 最近1、2年内に内装した子供を持つ99世帯で第1次子供部屋汚染モニタリングが行われた。結果によると、子供部屋でホルムアルデヒド濃度が国家基準(0.08mg/立方メートル)を上回った世帯は調査全体の75%の74世帯。基準超過濃度はさまざまで、特に蓮花路の1家庭の子供部屋では16.8倍のホルムアルデヒド基準超過が検出され、また他の2世帯の子供部屋ではそれぞれ10.1倍、8倍が検出された。
 夏季はホルムアルデヒド濃度が通常の20~30%上昇する。子供部屋の木製家具・プラスチック玩具・カーテン等が主な汚染源となる。特に夏休み期間中、子供達は一日の大半を家庭内で過ごす。ホルムアルデヒドを含む空気を長時間吸うと各種の病気を誘発しやすい。そのため有効な対策をとり、子供部屋の汚染を除去する必要がある。【中国環境報】

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