メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【中国】2005.09.05 発表

中国 環保総局:業績の悪い14汚水処理場に特別管理

 国家環保総局は9月5日に記者会見を開き、汚水処理場検査状況を報告し、業績の悪い14汚水処理場に対して公開、特別監督することを表明した。
 検査結果によると、地域により汚水処理整備の状況が大きく異なり、農村部汚水処理施設が正常に稼動しない問題は根本的に改善されていない。北京、天津、上海、重慶の直轄市や広東省、江蘇省など経済の発展した地区では汚水処理場運行状況は良好であるが、その他の地域では厳しい状況にある。検査対象の汚水処理場のうち、100余ヶ所で運行できない、低負荷運行状態、出水基準超過、汚泥処理が不適切等の問題があった。今回環保総局は中でも問題が深刻な14の汚水処理場を公開し、特別監督することに決めた。
 汚水処理場建設時に、国や地方の資金を大量に投じており、一般に総事業費の3割程度を占める。今回の14汚水処理場のうち12ヶ所で国債資金5.73億元を使っており、国債資金の効果を発揮できないでいる。
 主な原因は、建設費や維持管理コストが確保できない、管網整備が遅れる、設計不備などであり、資金メカニズムの整備や情報公開による監督作用により対策を進めることを目指す。【中国国家環境保護総局】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】