9月8日から2日間、北京で日中韓三ヶ国循環経済ハイレベルフォーラムが開催された。中国からは環保総局の張力軍副局長、日本からは小島環境副大臣、韓国からは李圭用環境副大臣が各国を代表して挨拶した。
　中国政府は、循環経済整備を非常に重視し、胡錦濤総書記も「新型工業化路線を行き、循環経済を大々的に発展させ、資源節約型・環境配慮型社会を整備する」ことを強調している。国務院も「循環経済発展加速に関する若干の意見」を公布して循環経済推進している。
　張副部長によると、現在中国で13省、57市県で循環経済整備を進めており、51の国家環境保全模範都市を作り、企業のクリーナープロダクションを中心とする小循環、エコ工業団地の中循環、エコ工業ネットワーク化を進める大循環という3レベルで循環経済整備を進めている。今後、循環経済整備を進めていく上で、日韓など各国の循環経済の成功例を参考にし、参加国の協力を進めていきたいという希望を表明した。【中国国家環境保護総局】