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【中国】2005.09.14 発表

中国 銀行が重点汚染企業に対して厳しい一手

 7月はじめ、中国人民銀行が「重点汚染企業閉鎖による金融リスクへの警鐘」の文書を出し、農業銀行湖北省黄岡支店責任者が重視するようになった。今年初め「黄岡市農業銀行・環境行動分類による企業査定に関する融資政策手引き」を定めて実施し、融資政策と企業の環境行動の優劣に基づいて融資先を調整してきたが、環境保護部門が重点汚染企業の取締りを厳しくするにつれて、重点汚染企業との対立が先鋭化してきた。
 ここ数ヶ月の関連部門との交渉により、同銀行は「3つの一律」を行うようになった。第一に、環境政策に合わない企業とプロジェクトへの融資は一律に審査を受け付けない。第二に、重点汚染企業に指定され、いまだ閉鎖されていない企業に対しては、一律に融資業務を停止し、厳格なフォロー管理を実施する。第三に、重点汚染企業に指定され、閉鎖された企業に対しては、一律に融資分の強制差し押さえを実行する。
 これらの措置は農業銀行自身の資産管理の安全性を高めると同時に、汚染企業が存続できないようにして企業発展の経営環境を整備することにつながる。また市政府と環境保護部門の賛同を得て、経済効果と環境効果を得ることができるようになる。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2005-09-14/49324.php

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