【中国】2005.10.12 発表
国家林業局と商務部が提起していた割り箸国家基準を、国家品質監督検査検疫総局と国家標準化委員会は今年6月に批准、公表した。この国家基準を積極的に広報するため、上記4省庁は10月10日に合同で記者会見を開き、割り箸の市場を正しく導くことを呼びかけた。
この基準には、木箸と竹箸の部分からなり、生産技術や衛生面で指標が設けられている。内容は、樹種選定、加工品質などにわたっており、樹種についてはカバノキ、ハコヤナギ類、ムクゲなどと規定し、長さや厚みなども詳細に規定しており、用材制限や木材使用効率向上を促進する効果が期待される。生長周期が短い竹材を割り箸の原料にするのは最良の選択であるとして、竹箸発展を積極的に進めるため、竹箸に関する基準は加工技術面でクリーンさを保つこと等の少数の基準のみにとどめている。【中国環境報】
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