メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【中国】2006.01.18 発表

中国 湖北:汚水処理場運行状況を検査 基準超過や二次汚染を重点的に整理

 湖北省は先日、省内の都市生活汚水処理場の運行状況を全面的に検査した。一部の都市生活汚水処理場では排出基準の超過や、汚泥による二次汚染などの問題があり、これらを重点整理の対象とし、公開監督を実行して責任を明確化し、期限内の改善を命じた。
 検査結果によると、現在同省の都市生活汚水処理場の主要な問題は次の通り。省内都市生活汚水処理場の建設が遅れており、現在省内には17市(州)・直管市、63市県があるが、都市生活汚水処理場は17しかなく、その1/4が三峡ダム周辺に集中し、大部分の県市には汚水処理場がない。生活汚水処理率が低い。2004年全省都市生活汚水排出量は13.5億トン、建設済みの17の汚水処理場の2004年実際処理量は2.3億トンで処理率は17%しかない。ある汚水処理場は、汚水収集管網が整備されておらず、処理すべき汚水が集まってこない。またある汚水処理場は汚水処理費を回収できず、稼動できない。またある都市生活汚水処理場はオンラインモニタリング設備を導入できていない。17の汚水処理場のうち、9つしかオンラインモニタリング設備が導入されておらず、しかもデータ転送ができるのはごく一部である。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2006-01-18/53150.php

記事に含まれる環境用語

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】