【中国】2006.01.12 発表
中国タイヤ再生利用協会・姜治云会長は1月9日、協会正式名称を「中国タイヤ再生・リサイクル協会」に変更すると発表した。姜会長は「この主旨は中国の中古タイヤ再生と廃タイヤリサイクル事業の発展、また資源の節約、環境保護の推進である」と述べた。先進国と中国改革開放以来の実践が、廃・中古タイヤは「ごみ」ではなく、貴重な資源である事を示している。姜会長はまた、十分な廃・中古タイヤのリサイクルは、エネルギーとゴムなどの原材料の節約の主要な方法であり、同時に廃・中古タイヤが生み出す「黒色汚染」の解消にもつながる、と述べた。
同協会のデータによると、2004年中国のゴム消費量は340万トンとなり、世界第1位である。しかし、国内のゴム資源は乏しく、70%を輸入に頼っている。2004年、中国のタイヤ生産量は2.39億本、世界第2位である。廃・中古タイヤの発生量は約1.2億本、しかも毎年12%の速度で増大している。【中国環境報】
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