「北京市工業の循環経済行動実施方案」に基づいて、北京市は本格的に企業クリーナープロダクションを推進し、省エネ、節水、環境保全、リサイクルの技術や先進設備の大々的な普及を行う。また再生資源回収産業の管理弁法規定とクリーナープロダクション重点産業の実施規準を制定し、またリサイクル企業の地方税優遇政策を定めていく。
　同市工業促進局の担当者によると、今後8年間で、電力、スチーム供給、建材、冶金、石油化学の5つのエネルギー消費型産業に対して内部産業構造を調整し、今後開発区に入る企業は事前にクリーナープロダクション強制基準適合の審査を行う。
　このほか産業廃棄物リサイクル産業、包装廃棄物リサイクル産業、家電・自動車・電子廃棄物リサイクル産業の3大基地を整備する計画で、2010年までには循環経済発展方式を整え、3～5割の中小企業にもクリーナープロダクションを実施させ、2～3のエコ工業実証地区を作り、6～7の大規模リサイクル産業基地を建設することを目指す。【中国環境報】