長江デルタ地区初の大学生環境保護連盟が先日、江蘇省揚州で設立した。同連盟は、「全国社団ベスト10」である揚州大学緑行社が、南京大学環境保護協会、東南大学緑帯協会、蘭州大学環境保護協会、上海同済大学緑色の道協会など9大学の優秀な環境保護社団と連携して設立した。
　同連盟は毎年いずれかの参加社団を主催者に選び、夏休みにグリーンキャンプを行い、蘇州省、浙江省、上海、安徽省または全国各地で環境保護研究・宣伝活動を行い、経済と自然との調和的発展の道を追求する。今年は、揚州大学緑行社団が主催となり中国科学院南京地理・湖研究所などの機関を招待し、太湖工農業の発展状況の調査や沿岸水質検査を行って、太湖地区に適する環境保護と経済発展が共存する戦略モデルを探求する。
　同連盟成立当日、ドイツ環境保護協会、揚州生態交流センターの代表、各大学環境保護社団が連盟グリーンフォーラムを開き、中国の水資源保護に関連する問題について研究成果の交流を行った。【中国環境報】