現在の室内汚染対策産業の混乱状況に対し、全国30の室内汚染対策企業（チベットを除く1省1企業）が、北京で「全国室内汚染対策企業連盟」を設立した。同連盟は、室内汚染対策に携わる企業が共同で作った民間の連合体として、全国の室内汚染対策企業に交流と協力の場を提供し、同産業界の秩序的発展を推進していく。
　連盟発起人の一人である、北京北海之光室内環境汚染治理技術中心の李志華経理によれば、室内汚染対策産業には現在国家基準がなく、市場参入が簡単で、対策製品・価格の混乱や対策企業の業績不振などの影響を与えているという。また市場に真に効果のある製品がなく、消費者がよい製品を確認できず、室内汚染の効果的処理を保証できず、居住環境リスクを招いている。
　同連盟設立大会で、30の発起企業が「全国室内汚染対策企業連盟宣言」を可決した。設立後、全国の室内汚染対策企業に技術コンサルティングや技術指導を提供し、産業規範と操作規定、統一ラベルを作成し、室内汚染処理産業を規範化させていく。【中国環境報】