【中国】2006.08.10 発表
江蘇省環境科学研究院によって起草・作成された、国家排出基準より厳格な「江蘇省化学工業主要水汚染物質排出基準」が先日、同省品質技術監督局の審議に合格し、全省で実施される。同地方基準では、COD・アンモニア性窒素・全リンの3つの主要汚染物質を重点規制対象とし、同基準で定められた25種の水汚染物質排出基準は、現行の国家「汚水総合排出基準」より20%高い。
地方基準を国家基準より厳しくするという原則に基づき、新排出基準で無機化学工業原料、有機化学工業原料、石油化学工業、化学肥料、農薬、高分子重合物、精細化学工業など7大類、25種の水汚染物質最高許容排出濃度について厳格な規制を行った。新しい地方基準の実施後、2010年までに同省化学工業の主要水汚染物質であるCOD、アンモニア性窒素、全リンの排出総量は、それぞれ2005年より25%、24%、15%削減できる。【中国環境報】
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