メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【中国】2006.09.01 発表

中国 北京:大気汚染の総合観測を開始 五輪に向け科学的支援

 先日、北京及び周辺地区の大気環境の区域汚染大型総合観測プロジェクトが始まり、中国で過去最大規模の対象面積・参加部門・研究人員の大気環境観測事業として、華北区域汚染物質が北京の大気質に及ぼす影響を研究することで、2008年北京五輪期間の大気質保証実施案を科学的に支援する。
 同事業は、北京市環境保護局が実施する「北京及び周辺地区大気汚染物質移動・化学変化及び北京市大気質目標研究」プロジェクトのサブテーマであり、北京大学が技術主導機関として実施し、中国内外から20余の研究機関から100人以上の研究者が参加し、2007年末に終了する。同テーマは、北京及び周辺地区大気の一次・二次汚染物質の移動及び二次汚染物質により形成された3D観測データの取得を目的とし、区域移動・化学変化による重要な物理化学過程を分析し、区域汚染物質の移動が北京の大気質に及ぼす影響を計量化する。このプロジェクトでは北京、天津、河北、山西の4省市に地上通常観測地点を設置し、それぞれ今年の8月、12月、来年8月に3回の大型総合観測を行う。
 北京市環境保護局ホームページの情報によると、総合観測に参加した国内外の機関は20余りに上り、そこにはドイツライプチヒ対流層研究所、ドイツマインツマプ研究所、東京大学、韓国光州科学技術大学、中国科学院大気物理研究所、北京市環境保護モニタリングセンター、天津市環境保護局、河北省環境保護局などが含まれる。【中国国家環境保護総局】

プレスリリース

http://www.sepa.gov.cn/hjyw/200609/t20060901_92109.htm

記事に含まれる環境用語

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】