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【中国】2006.09.15 発表

中国 天津が海水淡水化設備製造基地に

 先日、天津市濱海区で開催された「2006年海水淡水化・利用技術国際シンポジウム」の席上、現在同市の海水淡水化能力は年間500万トンに達し、建設中の海水淡水化設備の容量は6000万トンとなり、海水直接利用も14億トンとなったことが紹介された。
 国家海水利用計画の要求に基づき、2010年には、同市は全国海水淡水化重要技術の研究開発センター、海水淡水化設備の製造基地、海水淡水化・利用モデル都市となる。2010年には同市海水淡水化能力は年間1.5億トン以上となる。
 第10次五ヵ年計画期間(2001~2005)中、同市は毎時2500トンの海水循環冷却工業装置建設、日量1000トンの反浸透海水淡水化技術モデル事業を実施した。2006年、同市はさらに海水淡水化モデル事業を実施する。それには天津経済技術開発区の日量2万トンの低温多用途型海水淡水化事業、大港新泉海水淡水化事業などが含まれ、2010年には全市海水淡水化能力が日量50万トン、海水直接利用量が年間20万立方メートル以上に達する。
 同市は資源を整理し、強みを作り、海水淡水化技術の研究開発を強化し、国家海水淡水化事業センターになろうとしている。現在、同市は海水淡水化・利用を第11次五カ年計画中の12の重大科学技術項目の1つとし、天津が中国の海水淡水化設備製造基地になるよう努めている。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2006-09-15/21373.php

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