【中国】2006.11.16 発表
天津市関連部門によると、今後新築物件の熱供給には部屋別計量が実施され、熱使用量に従って料金を支払う。規定を違反した建設会社には、20万元以上50万以下の罰金が課される。
同市が定めた「天津市都市熱供給条例(草案)」は、現在既に意見募集段階に入っている。同条例では、熱供給期間中、暖房施設が導入されバルコニーと繋がっていない部屋の温度基準を18度(±2度)とし、暖房施設が導入されバルコニーと繋がっていないリビング・キッチン・ユニットバスや暖房施設が導入されたバルコニーの温度基準を16度(±2度)とした。
今後、新築物件は、付随の熱供給施設を同時に建設整備しなければならない。新築物件の熱供給は、部屋別熱量調整・計量を実施する。建設会社は、同市熱供給弁公室に暖房利用申請を出し、同弁公室は計画に従って熱供給案を計画する。現存の物件に対する部屋別調整・計量型熱供給の実施対象範囲については、同市建設行政主管部門が決定する。熱供給企業による既存建築物の熱供給施設の更新・改修は、逐次進め、実施案は同市熱供給弁公室の承認を経て実施される。【中国環境報】
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