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[海外エコニュース一覧]

【中国】2006.11.23 発表

中国でグリーン購入を普及 政府主導でグリーン消費を引導

 自動車はグリーン購入リストの中で単価が高く、最も注目される製品である。しかし選ばれた自動車ブランドの中で中国ブランドは1社もなく、有名な商用車さえもこのリストに入っていないため、波紋が広がっている。
 グリーン購入リストの選択元は認証済み中国環境ラベル製品であるが、この認証の取得は自主的なものである。国家環保総局がリストの準備に1年近くかけ、自動車業界に対して広範囲で入念な作業を行ったが、あるメーカーではリストに傍観的な態度で認証の申請さえも行わなかった。製品自体に環境ラベルがなく、リスト掲載の資格を失った。
 第1次グリーン購入リストの自動車製品は全て中国環境ラベル認証を取得した自動車ブランドである。上海大衆(Volks Wagen)、上海通用(GM)などの自動車会社が積極的に反応した。しかし国産ブランドは自主申請しなかったためその機会を失った。
 自動車環境ラベルの認証には3つの要求を満たさなければならない。第一に、環境指標が国家義務基準を満たしていること。第二に、ユーロ3排気ガス基準を満たしていること。第三に、燃費対策を総合的に行うことである。
 中国環境ラベル製品の認証は1993年に始まり、今年6月までに1100社の2万1000以上に及ぶ規格製品がこの認証を取得した。第1次グリーン政府調達リストにより、これら環境ラベル製品の中から環境配慮製品を選ぶことができるようになった。【中国国家環境保護総局】

プレスリリース

http://www.sepa.gov.cn/hjyw/200611/t20061123_96421.htm

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