【中国】2007.01.04 発表
上海市の建設省エネは全面的に進められているが、建築エネルギー消費は依然全市の総エネルギー消費の20%を占め、その内マーケット・ホテル・オフィスビルの単位面積当たりエネルギー消費が最も高い。同市は公共建築用エネルギーを徹底調査しており、その結果に基づき1平方メートル当たりエネルギー消費指標を定める。
2006年、同市は新規公共建築に国家「公共建築省エネ設計基準」を満たすことを求めた。同年1月~10月、同市の省エネ基準に従って設計建設した新規住宅の建築面積は2852万平方メートルに、公共建築の面積は605万平方メートルになった。
専門家らは、第11次五カ年計画末期の建築総合エネルギー消費15%削減目標を実現するために、同市は公共建築1平方メートルあたりのエネルギー消費指標を策定し、基準超過した大型公共建築に監督規制を実施し、累進型追加費用徴収制度を実施するべきであること、エネルギー高消費の大・中型公共建設に対して、同市は国外の先進的な省エネ管理措置を普及させるべきであることを提言した。【中国環境報】
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