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[海外エコニュース一覧]

【中国】2007.02.16 発表

中国 石景山:16の電子モニタリングで汚染企業を監視

 北京市石景山区環境観測指揮センターが先日、発足した。「この環境観測指揮センターでは16の監視カメラを設置し、全区の重点企業の汚染排出状況をリアルタイムで観察できる。北京首都鋼鉄総公司の高炉前にも私たちが設置した監視カメラがある」石景山区環保局の担当者が紹介した。
 石景山区は北京の古い工業地区として、長い重工業発展の歴史を有する。管轄区には北京首都鋼鉄総公司、北京京能石景山発電所、大唐公司高井発電所、北京燕山セメント工場等数多くの大型工業企業がある。これらの企業は絶えず処理対策に努力しているが、工業汚染源が多い、排出量が多い、突発的汚染排出の頻度が高いなどの問題が存在する。同区の環境観測指揮センターは、設計と建設の過程で同区の環境保護の特徴を充分に踏まえ、全方位的、全天候型、立体的なモニタリング・観測・指揮の機能を実現した。同センターは環境質モニタリングシステム、汚染源監視制御システム、環境陳情受付と環境安全保障システムの四部分から構成されている。これにより、大気汚染、水汚染、騒音汚染のモニタリング、分析を実現し、重点企業への映像監視、環境施設運行のリアルタイム監視制御、と汚染排出オンラインモニタリングを実現した。【中国環境報】

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