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[海外エコニュース一覧]

【中国】2007.02.27 発表

中国 電解アルミ産業でCDMプロジェクトを実施

 河南省非鉄金属産業協会は先日、鄭州市で電解アルミ産業CDMプロジェクトに関する座談会を開催し、伊川電力集団、中孚実業、焦作万方、神火集団、万基リョ(=アルミ)業、商電リョ業などの6社の重点電解アルミ生産企業の代表が参加した。
 電解アルミ産業は高エネルギー消費・高汚染型の産業で、大きな排出削減の余地がある。河南省非鉄金属産業協会はMGM国際会社と充分に協議し、鄭州市で今回の会議開催を決定し、主に同省の重点電解アルミ企業がCDMプロジェクト、PFC(パーフルオロカーボン)排出削減事業を実施するのを支援していく。MGM国際会社はCDMプロジェクトの専門会社である。
 電解アルミ産業のPFC排出削減では、電解槽に新しい自動制御システムソフトを設置することにより、陽極効果で発生するPFC排出を削減する。同プロジェクトは主にポイント材料投入型の予備焼結炉に対し、予備焼結炉の電流効率、陽極効果、アルミ生産量の3年間のデータを要求している。
 現在、中国の電解アルミ企業にはCDMを実施した企業はなく、河南商電リョ業集団がCDM協力意向書を結んだだけである。PFC排出削減は、電解アルミ企業の規模、技術指標などに一定の要求があり、一企業単独では実施できない。最も理想的な方法は複数の重点企業が提携し、共同でCDM事業を実施することである。出席者は企業発展に役立つプロジェクトに対し、全力で支持すると表明した。【中国環境報】

プレスリリース

http://www.cenews.com.cn/news/2007-02-27/26607.php

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