【国連】2007.05.22 発表
気候変動対策として、世界中で10億本の植樹を行う「10億本植樹キャンペーン」は、5月22日、セネガルが2000万本の植樹を約束したことで、予定より約7カ月も早い5カ月で目標を達成した。
キャンペーンは、2004年のノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏の運動からヒントを得てスタート。マータイ氏やモナコのアルバート王子の後援を得て実施された。
主催者のグリーンベルト運動や国際アグロフォレストリー研究センター(ICRAF)等の熱意に応え、5歳から80歳までの幅広い年齢層が参加。途上国から先進国まで、コミュニティや幼稚園、スカウト団、学校、大学、芸術家、市議会、民間企業、国家、NGOが植樹に参加した。
UNEPのシュタイナー事務局長は、国やコミュニティ、途上国および先進国の企業や個人が熱心に参加してくれたことで、気候変動に取り組むことは政治的なリスクをおかすことではなく、有権者にも人気のある行動だということが示され、各国政府を勇気づけたであろう と述べた。
また、「来年の国際生物多様性の日には、60億本の植樹が達成されるだろう」と述べた。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=506&ArticleID=5587&l=en
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