【ドイツ】2007.05.23 発表
ドイツ連邦環境省は、5月23日、バルト海に面するロストック市で洋上風力発電用研究プラットフォームFINO 2の落成式が行われたことを発表した。
FINO 2の第1期間に対し、連邦環境省は約350万ユーロを、メクレンブルク・フォアポメルン州は130万ユーロを拠出している。
FINO 2の測定・研究プロジェクトでは、バルト海での洋上風力エネルギー利用の準備のために重要なデータが収集される。100メートルの長さの測定ポールが備えられたプラットフォームでは、風況が観測される。また、洋上風力パークの環境影響を研究するために、レーダーとカメラを利用して渡り鳥を観測し、鉄筋構造物が海中の生物に与える影響を観測する。
このプロジェクトには、メクレンブルク‐フォーアポンメルン州の様々な組織が参加しており、ヴィスマー大学の海運研究所がコーディネートしている。【ドイツ連邦環境省】
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