【中国】2007.03.29 発表
先日、「上海乗用車100台の車内浮遊粒子状物質汚染に関する無償検査」活動を終え、担当機関が検査結果を報告した。検査した100台の乗用車の中でわずか17台が国家空気基準に達するのみで、80%以上が車内浮遊粒子状物質の基準を超過していた。その中で汚染が最も深刻な車両は車内浮遊粒子状物質の基準値を7倍超過していた。
今回の活動は上海市室内環境浄化協会の主催、上海精科ナノ環保技術有限公司の協力で2ヶ月間行われた。今回の検査活動は初春に実施したため、気温が低く、揮発性有機物の濃度も低かった。しかし夏になると、自動車が強い日差しを数時間浴び、車内材料が高温密閉の環境下でホルムアルデヒド、ベンゼンなど有害物質を揮発する濃度が更に高くなる。【中国環境報】
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