【国連】2007.06.04 発表
6月5日は世界環境デー。2007年は国際極年にちなんで「氷が溶ける−ホットな話題?」がテーマとなり、世界環境デー記念式典のホスト国、ノルウェーを初め、世界各地で様々な行事が行われた。
このテーマにあわせて、UNEPから「地球概況(Global Outlook):氷と雪」が公表された。これは、UNEPと約70名の専門家が作成したもの。地球概況では、積雪や氷河の減少により、将来、世界人口の約4割の人々が影響を受けると予測している。また、シベリアなどの永久凍土が融け、水域が拡大したり、新たな水域が出現することで、強力な温室効果ガスであるメタンが大量に放出されるおそれがあるという。さらに、雪や海氷の減少により、太陽の熱が吸収されやすくなり、温暖化が加速するといった問題も指摘されている。
また、6月5日には、グローバル500賞の20周年記念行事も行われた。1987年にスタートした同賞は、2003年までの間、ワンガリ・マータイさんをはじめ、環境保全に貢献した個人734名に授与されてきた。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=512&ArticleID=5599&l=en
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