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【環境省】2007.06.19 発表

那須御用邸の一部を環境省に移管 約570ヘクタール分、国立公園として一般公開へ

 宮内庁と環境省は2007年6月19日、那須御用邸(栃木県那須町)の一部を宮内庁から環境省に移管し、国立公園として整備すると発表した。
 那須御用邸は1926年に那須高原の中腹に建設され、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方の静養の場として使用されている。御用邸内の自然については、栃木県立博物館が97年度から01年度まで実施した調査で、新種・日本初記録種、希少種を含む3492種の生物種(動物2229種、植物908種、菌類355種)が確認され、豊かで多様な自然環境が、良好な状態で保護管理されている地域であることが確認されている。
 今回の移管は、このように豊かな自然環境が残る同御用邸の用地を「国民が自然に直接ふれあえる場として活用してはどうか」という天皇陛下の意向を踏まえ、実現することになったもので、移管の対象となるのは、那須御用邸の用地約1、200ヘクタールのうちの北側の約570ヘクタール分。 
 移管先となった環境省は今後数年をかけ、利用構想の策定や国立公園としての整備を進めていく予定。また、栃木県立博物館の調査の成果を踏まえ、動植物の生息・生育環境の長期的なモニタリングも実施していく方針だ。【宮内庁,環境省】

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