【厚生労働省】2007.06.20 発表
検疫所での検査の結果、中国産ピーマンから殺菌剤ピリメタニルが2回にわたって残留基準値を超えて検出されたため、厚生労働省は平成19年6月20日付けで、中国産ピーマン及びその加工品について、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令の実施を決定した。
ピーマンに対するピリメタニルの残留基準値は0.01ppmだが、今回みつかった違反事例ではそれぞれ、0.04ppm、0.02ppmのピリメタニルが検出されていた。
中国産ピーマンは、19年1月1日から6月12日までの輸入届出件数が202件、輸入届出重量が4,874トンに及んでいる。
検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】
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