【イギリス】2000.11.17 発表
11月17日、気候変動がイギリスの自然保護政策に与える影響について分析・勧告した報告書「気候変動とイギリスの自然保護(Climate Change and UK Nature Conservation)」が公表された。
本報告書はイギリス環境・運輸・地域省及び農水省の委託により作成されたもの。
報告書では、気候変動の影響により、スノードン・ユリなど高地の貴重な植物種が絶滅の危機に瀕する可能性がある一方で、外来種の雑草が増加し、貴重な動植物を脅かすおそれがあることを指摘。また、湿地などの野生生物の生息地が影響を受けやすいという。
このため、自然保護施策について、気候変動の影響を十分勘案していくことが必要だ として以下ようなの勧告を行っている。
・自然保護目標を、気候変動の影響を考慮したものにしていく
・既存の指定地域の保護体系に、広範な田園地帯における保護対象を組み込んでいく
・EUの自然保護法制にも気候変動による影響を組み入れるため、EUとの対話を促進
・気候変動による影響を考慮し、保護対象の優先順位を定期的に見直す【イギリス環境・運輸・地域省】
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