【文部科学省】2007.06.26 発表
日本原子力研究開発機構東海研究開発センター原子力科学研究所(茨城県東海村)のモックアップ(実物大模型)建屋東側の共同溝で、2007年6月26日に放射性物質による汚染が発見され、同機構は26日午後1時25分頃にこのことを文部科学省に通報した。
汚染部表面の放射能の強さは1平方センチメートルあたり6~13ベクレルで、管理区域の設定基準になっている1平方センチメートルあたり4ベクレルを超過していた。
ただし、モニタリングポストや排気モニタの指示値に異常はなく、環境への影響や作業員の被ばくのおそれもなかったという。
原因としては、1961年9月にこのモックアップ建屋で硫酸ウラニルが漏えいし、汚染が発生したトラブルとの関連が推定されているが、詳細は現在調査中。【文部科学省】
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