【海上保安庁】2007.07.04 発表
海上保安庁は、「海難ゼロへの願い」をスローガンに掲げた「全国海難防止強調運動」を、平成19年7月16日から31日まで実施する。
船舶が海での事故に遭遇した件数は、18年は2,544隻にのぼっており、これにより108人もの人命が失われている。
「全国海難防止強調運動」は、海の事故を防ごうとする意識の高まりや関係する知識・技能の普及などを目的にしたもの。
19年度の取組み内容としては、(1)テレビ、ラジオ、新聞、パンフレット、ポスターによる広報、(3)海上パレード、巡視船艇による体験航海、海上交通センター・灯台の一般公開などのイベントの実施、(3)訪船指導、海難防止講習会、海上安全教室、人命救助訓練などを通じた、気象・海象への不注意に関する安全指導、(4)内航船舶・旅客船を対象にした安全管理規程の遵守に関する訪船指導、(5)「ライフジャケットの常時着用」、「携帯電話の携行(防水パックの使用)」、「海上保安庁への緊急通報用番号”118番”の有効活用」の3点を基本とした自己救命策確保について指導、(6)海事関係団体・港内在泊船舶などに対するJASREP(船位通報制度)への参加・適切な船位通報の実施に関する呼びかけ−−などが予定されている。【海上保安庁】
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h19/k20070704/k070704.pdf
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