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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2001.11.02 発表

COP7会合スタート

 気候変動枠組み条約第7回締約国会議が、モロッコのマラケシュで、10月30日のワーキング・グループ会合を皮切りにスタートした。会議では、7月のボン会議での合意を受け、京都議定書の運用ルールの詳細について検討を行う。11月7日から9日にかけては、閣僚級交渉が予定されている。
 関係者によると、会議はよい雰囲気で始まったという。また、イギリス環境・食糧・地方事業省のマーガレット・ベケット大臣も、「最終的に合意を達成できると楽観している」という見通しを示している。しかし、環境保護団体らは、細かなところで合意に達しないおそれがあり、議定書の効力が失われてしまうのではないかと懸念している。
 会議での交渉ポイントは以下のとおり。
・CO2固定化のための森林の活用
・削減目標遵守のためのルール
・報告義務
・京都メカニズム(排出取引、クリーン開発メカニズム等)の詳細
 一方、京都議定書を批准しない方針のアメリカは、当初、マラケシュ会合までに代替案を提案するとしていたが、テロ対応などに追われ、結局、何も示せなかった。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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