【ドイツ】2001.11.02 発表
ドイツ連邦環境大臣トリッテン氏は、エルベ川中流の川辺における大規模な森林保全活動のために、今後10年間で約2240万DM(11億2000万円)を投入することを発表した。トリッテン氏は、「エルベ川中流は、国家的に重要な自然遺産の地域である。これらの地域は、豊かな動植物の生息地として、守られなければならない。地域の保全を行うことは、洪水対策にもなる」と語った。
この活動の目的は、動物や植物の生息空間を維持するため、広範囲にわたる自然を保護し、修復することにある。対象地は約5600ヘクタールに及び、連邦自然保護局が実施主体となる。また、ザクセン・アンハルト州が約450万DM(2億2500万円)を出資、WWFドイツが300万DM(1億5000万円)を出資する予定になっている。【ドイツ連邦環境省】
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