【ドイツ】2007.06.29 発表
ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、6月29日、ドイツのEU議長国としての6カ月間を「EUは、気候政策、環境政策における行動力を示した」と、肯定的な見解で総括した。ガブリエル大臣は特に、3月のEUサミットで、統合的なヨーロッパ気候・エネルギー政策を各国首脳が初めて承認したことを挙げた。EUは、他の産業国が相応の削減目標を義務付ける場合、温室効果ガス排出量を1990年と比較して30%削減することを義務付ける予定である。この目標を達成するために、エネルギー効率を20%高め、EU内における再生可能エネルギー利用の割合を20%に高めることが求められる。
また、6月28日に環境閣僚理事会が、自動車のCO2削減戦略(2012年までに、新車からのCO2排出量を1km当たり120g以下とする)に合意したことも成果のひとつである。
さらに、環境のための新たな財政措置「LIFE+」が承認されたことも重要な成果である。これにより、今年、環境保護プロジェクトに対し、大規模な助成が行われる。【ドイツ連邦環境省】
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