【国連】2007.06.27 発表
クリーン開発メカニズム(CDM)理事会は、6月27日、プログラムCDMに関する手続きおよびガイダンスを採択した。
これまでは、一つの場所で一つのプロジェクトを登録してきたが、新たな手続きとガイダンスにより、広い範囲で実施される多くのプロジェクトを、一つのプログラムとして登録できるようになる。プロジェクトというと、ある場所で、ディーゼル発電装置をCO2排出量の少ない代替的な装置に置き換えるような取り組みがイメージされるが、プログラムには、都市全体、国全体をカバーするような取り組みを盛り込むことができるようになる。この決定を受け、気候変動枠組み条約事務局のデ・ボア事務局長は、特に、小国や貧困国がCDMにアクセスするチャンスが広がる という期待を示した。【国連気候変動枠組み条約事務局】
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