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[海外エコニュース一覧]

【国連】2007.07.01 発表

中国 CFCとハロン生産の中心となる化学工場を閉鎖

 オゾン層破壊物質であるクロロフルオロカーボン(CFC)とハロンの世界最大の生産国である中国は、モントリオール議定書の多国籍基金を使って、6つある化学工場のうち5つを閉鎖することとなった。これは、UNEPの「我々の未来を忘れない」イニシアティブの一環として実現したものでもある。
 中国は最近、外部に排出されるようなハロンの製造を終了。また、CFCについても、ピーク時には5万5000トンを生産していたが、今後は、残り1つの工場で550トンだけが厳重な管理の下で生産されることとなる(ぜん息や慢性閉塞性肺疾患の治療用定量吸入器向け)。
 中国の化学工場閉鎖により、アジア太平洋地域におけるCFCとハロンの最大の生産国は、インドと韓国になった。
 多国籍基金は、これまで140カ国以上の途上国で、CFCの廃止に向けた事業を支援してきた。
 今回の中国での工場閉鎖により、CFCの全世界の消費量の7割を占めるアジア・太平洋地域においても、オゾン層破壊物質の削減に対する理解が進むことが期待される。【UNEP】

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