【国連】2007.07.12 発表
UNEPは、7月12日、2010年生物多様性目標の進捗状況を測る、一連の指標を完成させるプロジェクトの開始を発表した。
「2010年までに、生物多様性が失われるスピードを著しく低減する」という目標は、2002年生物多様性条約締約国会議において採択され、また、同年のヨハネスブルグ・サミットで各国首脳によって支持された。
この目標の進捗状況を測るため、「2010年生物多様性指標パートナーシップ」プロジェクトでは、地球環境ファシリティ(GEF)の資金提供を受け、新規・既存の様々な指標を検討する。
既存の指標としては、絶滅危惧種のレッドリスト、保護地域のリスト、森林被覆率など、新規の指標としては、生物多様性への脅威、生物多様性に配慮した方法で管理されている森林・農地等、生物多様性の変化によって人々が影響を受けている程度 などが挙げられている。また、遺伝子レベル、種レベル、生態系レベルでの生物多様性に着目したものも取り上げられる予定。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=514&ArticleID=5630&l=en
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.