【EU】2007.07.16 発表
欧州委員会は7月16日、トラック及びバスから排出される大気汚染物質を一層、削減するため、新たな排出基準「Euro VI」案を公表した。
この10年間、EUの大気質は改善してきてはいるが、特に、都市部や人口の密集した地域では、依然として大気汚染問題が深刻な状況にある。
このため、「Euro VI」案では、主に、自動車からのオゾン前駆物質(NOxや炭化水素)および粒子状物質排出量について、EU共通のルールを設定することとしている。
提案ではいくつかのシナリオが示されているが、そのうち2つは将来のアメリカの基準と同様になっている。
欧州委員会では、9月5日まで関係者からのコメントを募集し、2007年末までに提案を正式に採択する予定。【欧州委員会】
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