【イギリス】2007.07.11 発表
イギリスのブラウン首相は、7月11日、議会における演説で重点法案の法制化プログラムを議会に提示した。これは11月から始まる議会会期を前に、十分な幅広い公衆協議を行うためのもの。
住宅、教育、国民保健サービスなどが最重要課題に掲げられているが、気候変動法案、エネルギー法案等も重点に掲げられている。
気候変動法案については、3月13日に公表された案をベースに、2050年まで、5年ごとにCO2削減目標を設定することで、CO2排出量削減のための法的枠組みを世界で初めて示す としている。
また、エネルギー法案では、再生可能エネルギーに一層のインセンティブを提供する予定。この他、ゼロ炭素住宅や低炭素住宅が並ぶ「エコタウン」を迅速に建設するため、新都市法を活用することについて、地方自治体と協議を行う方針を示した。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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