【アメリカ】2007.07.18 発表
環境にやさしいコンピューター機器の効果についてまとめた初めての年次報告書が公表され、EPAの認証をうけた360万台以上のコンピューターやモニターが、温室効果ガスの削減に大いに役立ったことが明らかになった。
この報告書は、「電子製品環境アセスメントツール(EPEAT)」の審査を経て登録された製品について分析したもの。
報告書によると、これらのコンピューター機器によって、電力消費量を年間137億kWh節約することができ(120万世帯の電力消費量に相当)、温室効果ガス排出量を年間107万トン削減することができたという(自動車85万2000台分に相当)。
また、有害物質の使用量も1070トン、有害廃棄物の量も4万1100トン減らすことができた。
EPEAT登録製品は、カドミウムや鉛、水銀の使用量が少なく、アップグレードやリサイクルがしやすい設計になっており、エネルギースターのガイドラインにも適合している。【EPA】
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