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【国立環境研究所】2007.08.01 発表

国環研の研究情報誌、環境知覚研究の観点からの風景評価分析の取組みを紹介

 国立環境研究所の研究成果をわかりやすく紹介している情報誌「環境儀」の第25号「環境知覚研究の勧め 好ましい環境をめざして」が2007年7月31日付けで発行された。
 今回は同研究所の青木陽二・社会環境システム研究領域主席研究員がインタビューに登場し、人間が外界の環境をどう捉え、判断しているかを解明する環境知覚研究の観点からの風景評価分析のさまざまな取組みを紹介している。
 1976~90年度まで、霞ヶ浦で行った環境知覚実験では、人間の目では水質汚染の程度を詳しく把握することができず、人間が水を見て「汚れている」と感じ始めた時点では、水の富栄養化が相当進行していることが判明したという。
 また、1900年以前に来日した西洋人が残した日本の風景に関する文献調査からは、西洋人が日本の風景は植物に特徴があることを見出していたこと、近代化が進むにしたがって、美しい日本の風景が失われていくことに危機感を覚える記述がみられるようになったことが把握されている。
 「環境儀」第25号は、国立環境研究所のホームページから閲覧可能なほか、残部がある場合は冊子版の入手も可能。入手についての問い合わせ先は同研究所環境情報センター情報企画室出版普及係(TEL:029−850−2343、電子メールアドレス:pub@nies.go.jp)まで。【国立環境研究所】

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